車いすの各部名称とその機能

車いすの各部名称とその機能

A手押しハンドル(グリップ:握り)
介助者が車いすを操作する時に使用します。
B介助用ブレーキ

介助用ブレーキ

介助者が操作するブレーキ。自転車のブレーキと同じ使い方です。 例えば坂道などではブレーキをかけスピード調整をしながら降ります。
C背折れジョイント
簡単に手押しハンドルを折りたたむことができてコンパクトになります。
Dハンドリム
自走用で駆動輪(後輪)の外側に付いているリング のことです。 手でこぐ時に使用します。
E駆動輪・主輪
駆動輪:自走型車いすや電動車いすの駆動用車輪
主輪:介助型車いすの主車輪
タイヤにはチューブの入ったものからパンクしないハイポリマータイヤなど、用途に合わせたものをお選びください。(タイヤサイズは側面に表記)
Fティッピングレバー

ティッピングレバー

段差などで介助者が前輪を上げる時に足を掛けて踏み込むためのレバー。
G転倒防止バー
車いすが後方に転倒するのを防ぐための装置です。ゴムキャップが付いたものや小さなキャスタの付いたものがあります。
Hアームサポート

肘掛け。姿勢を保ったり、立ち座りの時の支持に使用します。可動式(ウイング)や取り外し式のものも あります。ウイング(可動式)はベッドなどへの移乗の際にはアームサポート部分が邪魔になりません。
Iフレーム(主フレーム)
アルミ合金を主材料とした強度の高い材料を使用しています。
Jサイドガード
衣類が駆動輪又は主輪に巻き込まれたり、汚れることを防ぐためのカバーです。
K駐車用ブレーキ(タッグルブレーキ)
車いすを停止又は、制動するためのブレーキ。タイヤを押さえつけるように固定します。
Lキャスタ
前輪のこと。 後輪に比べ直径が小さく、360度回転し ます。 方向転換する時に重要な役目を持っています。
Mフット・レッグサポート

フット・レッグサポート

レッグサポート、フットサポート全体を指します。回転させるように後方に開けたり、取り外し(スイングアウト)もできます。 移乗対象により近づけるのでとても便利です。
Nレッグサポート
足を後ろに落とさないためのもの。 シートと同様の生地で作られており、両側の支柱に張ったものや左右を分割した独立調整が可能なものもあります。
Oフットサポート
足の支持部。 跳ね上げることができます。
Pバックサポート
背もたれのこと。 姿勢保持のための役割もあります。身体に合わせやすいように調整できるもの(テンション調整式シート)もあります。
Qクッション
床ずれ防止や振動の緩衝作用、姿勢保持のために用いられます。 様々な素材や形状のものがあり、目的に合わせたものをお選びください。
Rシート
座面のことです。 引張り強度の高い材料を使用しています。
Sクロスパイプ(折りたたみフレーム)
折りたたみのしやすさと軽量化を実現。

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